赤ちゃんは生まれてからずっと、生きていくために触れられることを必要としています。
心の痛みは触れられることにより癒され治っていくケースがたくさん見られています。ヒポクラテスも「医者は何よりマッサージに長けていなくてはいけない」と述べており、古来よりマッサージは薬のようなものであったとされています。
生まれてから経験する多くのトラウマや不安は、その後も大きく人生に影響を与えます。幼ければ幼いほど早く癒すことができ、本来の本質を生かし輝いて生きることができるのです。
発達ベビーマッサージとは、オーストラリア在住、ピーター・ウォーカー氏が提唱する赤ちゃんの発達をサポートするベビー・マッサージ。ベビーマッサージは赤ちゃんにしてあげるのではなく、いっしょにするもの。赤ちゃんとお母さんお父さんとの絆が深まり、感情面、肉体面両方の効用によって赤ちゃんは総合的な深い幸福感が得られ、バーストラウマも癒されます。呼吸、柔軟、強さなど、赤ちゃんの発達に大切な基本的なことが学べるマッサージです。
触れることの大切さ
赤ちゃんに触れることは愛情を形で表したもので、心の栄養とも言えるでしょう。
赤ちゃんにとって、触れるということは最初の言葉であり、最初のコミュニケーションなのです。妊娠中から「お腹をさする」ことで赤ちゃんとのコミュニケーションは始まっています。皮膚と皮膚を通して、温かさ、心地よさ、やすらぎ、愛されている、などのエネルギーを赤ちゃんは心の深いところで受けとることができます。何度も抱っこしたり撫ぜたりマッサージしたりと触れ合うことで、「守られ愛されている」「私は必要とされている」「私には価値がある」の思いを積み重ねながら受けとっているのです。
触れることで、体内で生成されるエンドルフィン(自然の鎮痛剤)の分泌を促し、赤ちゃんは心も体も幸福感・至福を味わいます。
出産時のトラウマ(バーストラウマ)と人生のパターン
すべてのトラウマの根源にバーストラウマがあると認められるようになってきました。胎児期や出生期の経験は通常意識されることはないのですが、潜在意識下に潜んで人生全体に大きな影響をおよぼし続けます。トラウマの痛みは、ある日ある時、様々な形となり表面に現われます。それは突然の不安感だったり、孤独感だったり、無力感だったり、体調の不調だったりと…。また、人間関係を結ぶのが困難になることも多く見られます。それだけに、トラウマを癒すことは人生そのものを変革することに繋がるのです。
特に大きな影響と言えるのは、出産時、またはそのあと、母親から離されるといった体験です。ここで「自分は愛されてないんだ」「私は価値がない」「ダメなんだ」などの信念を潜在意識に持ち、感情でフタをして成長する中、この信念から様々な出来事を引き寄せたり、問題行動をとったりするようになるのです。
癒しのプロセスは、年齢が若いほど早く進むので、赤ちゃんの方がバーストラウマが楽に癒されます。その手法のひとつとしてベビーマッサージがとても有効なのです。